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【解決】VS Code Remote-SSH:リモート先がオフラインで VS Code Server がインストールできない時の対処法

リモート先(SSH 接続先)が インターネットに接続されていない場合、VS Code Remote-SSH は接続時に必要となる VS Code Server を自動ダウンロードできず、以下のようなエラーで接続が失敗します。

"XXXXX" への接続を確立できません: VS Code Server (Failed to fetch) をダウンロードできませんでした.

本記事ではその手順をアルファベットの <コミットID> を使って説明します。
※ コミットIDは「Code」タブ → Visual Studio Code のバージョン情報 から確認できます。

目次

VS Code Server をローカルでダウンロードする

VS Code Server は以下の URL から取得できます。

# Linux x64
https://update.code.visualstudio.com/commit:<コミットID>/server-linux-x64/stable

# Linux ARM64
https://update.code.visualstudio.com/commit:<コミットID>/server-linux-arm64/stable

# Linux ARMHF
https://update.code.visualstudio.com/commit:<コミットID>/server-linux-armhf/stable

ローカル(インターネット接続可能な PC)で上記 URL にアクセスし、server-linux-*.tar.gz 形式の VS Code Server をダウンロードします。

Linux x64のみ試しています。他については試していません。

ダウンロードしたファイルをリモートへ転送する

リモートがオフラインのため、USB メモリや LAN 内 scp などで転送します。

例(USB でコピーし /tmp に置いたと仮定)

/tmp/server-linux-x64.tar.gz

リモート側に VS Code Server を手動配置する

VS Code Server は通常次のディレクトリに配置されます。

~/.vscode-server/bin/<コミットID>/

ディレクトリを作成します。

mkdir -p ~/.vscode-server/bin/<コミットID>

次にダウンロードした tar.gz を展開します。

tar -xzf /tmp/server-linux-x64.tar.gz -C ~/.vscode-server/bin/<コミットID> --strip-components=1

# パーミッション(推奨)
chmod -R 755 ~/.vscode-server/bin/<コミットID>

VS Code Remote-SSH で接続し直す

ここまで完了していれば、VS Code はサーバの自動ダウンロードを行わず
既にインストール済みの VS Code Server を利用するため、そのまま接続が成功するはずです。

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