【Python】文字列から改行や空白などを取り除く方法を解説!文中の改行や空白をどのように処理すればいいのかを教えます!
今回は、文字列の中の改行や空白を取り除く方法を解説します。
メモ帳の機能で文字列の長さを返すようにしようと考えて、改行や空白がカウントされてうまくいかなかったら困りますよね。そんな時に活躍するのが今回紹介する方法です。
目次
改行や空白を取り除く方法
さっそく取り除く方法を紹介します。次のコードは文字列から改行と空白を取り除くコードになります。
replace(“\n”, “”)は”\n”を””に置き換える機能を持っています。
text = "取り除きたい文章をここに入力してください"
# 改行を取り除いた文章
# \と¥は同じ
text1 = text.replace("\n", "")
# 空白を取り除いた文章
text2 = text.replace(" ", "")
# 改行と空白を取り除いた文章
text3 = text.replace("\n", "").replace(" ", "")
\nなどはエスケープシーケンスと呼ばれています。
エスケープシーケンス一覧
詳しく知りたい方はこちらのドキュメントをお読みください。
エスケープシーケンス | 意味 |
---|---|
\newline | バックスラッシュと改行文字が無視されます |
\\ | バックスラッシュ (\ ) |
\' | 一重引用符 (' ) |
\" | 二重引用符 (" ) |
\a | ASCII 端末ベル (BEL) |
\b | ASCII バックスペース (BS) |
\f | ASCII フォームフィード (FF) |
\n | ASCII 行送り (LF) |
\r | ASCII 復帰 (CR) |
\t | ASCII 水平タブ (TAB) |
\v | ASCII 垂直タブ (VT) |
\ooo | 8 進数値 ooo を持つ文字 |
\xhh | 16 進数値 hh を持つ文字 |
この表の説明を見てもよく分からないので代表的なエスケープシーケンスを使って実行した結果を表示させます。
\nをprintした場合
\nの入った文字列を表示させると次のようになります。
print("1\n2\n3\n4")
# 実行結果
"""
1
2
3
4
"""
\tをprintした場合
\tの入った文字列を表示させると次のようになります。
print("1\t2\t3\t4")
# 実行結果
"""
1 2 3 4
"""
“をprintしたい場合
“をprintしたい場合は次のようにします。
print("\"")
# 実行結果
"""
"
"""
文字列の中に改行が入っているか調べる方法
おまけとして、文字列の中に改行や空白が入っているか調べる方法を紹介します。
次のように条件文を設定すると調べることができます。
text="""
今日は買い物に行った。
明日は何をしよう。
"""
if "\n" in text:
print("ok")
# 実行結果
"""
ok
"""
最後に
今回はエスケープシーケンスやreplaceについてみていきました。これらは、他にもいろいろと役立つ場面があるので覚えておきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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